2024.12.25 15:222024年 12月お蔭様で今年も一年間、変わらずにお店を開けることができました。そして読書会の開催や小冊子『舫』の発行、マルシェの実施など日常を軸としての活動を以下のように続けることもできました。《読書会》1月 『須賀敦子が選んだ日本の名作』最終回(全13回)2月〜9月 『教科書名短篇 家族の時間』(全9回)10月〜12月 『灯台へ』 ヴァージニア・ウルフ(全6回)こんぶトマト文庫主催「勝手に読む読書会」 9月〜12月(全4回) 『百年の孤独』 ガルシア・マルケス《游書簡 『舫』》1月第11号 4月第12号 7月第13号 10月第14号《BOOK PORT MARCHE》2月 4月 6月 9月 10月 12月 はますかむすび 浜須賀にあるおむすびやさん飯島...
2024.01.05 02:012024年 1月2023年は1月4月7月10月は『舫』の発行。1月からは毎月一回読書会。3月7月は一箱古本市。9月は藤沢の市民まつりのブックマルシェに出店。9月10月は出張ブックカフェ『舫』として藤沢市のトライアルサウンディングに参加。秋の読書週間は〈ことばで交わる 思いが交わる〉を店内企画。10月12月はマルシェ開催。続けてきたこと、始めたかったこと、予想していなかったこと、などいろいろな展開がありました。そしてもちろん変わらずにこの場所でお店を開けていました。2024年も変わらずにこの場所でBOOK PORT CAFEを続けることができれば幸いです。今年もどうぞよろしくお願い致します。
2023.03.27 14:47読書会、始めています。2023年1月より、毎月一回、読書会を開いています。『須賀敦子が選んだ日本の名作 60年代ミラノにて』 河出文庫本書は1960年代に須賀敦子の翻訳によってイタリアで出版された『日本現代文学選』が元となっており、日本の十三人の作家の短編小説が収められています。その十三の作品を毎月一話ずつ、取り上げていきす。森鷗外「高瀬舟」、樋口一葉「十三夜」、谷崎潤一郎「刺青」、横光利一「春は馬車に乗って」、川端康成「ほくろの手紙」、坪田譲治「お化けの世界」、太宰治「ヴィヨンの妻」、林芙美子「下町」、三島由紀夫「志賀寺上人の恋」、深沢七郎「東北の神武たち」、石川淳「紫苑物語」、庄野潤三「道」、中島敦「名人伝」。著名な作家が並んでいるとは言え、私にとっては、初め...
2023.02.10 13:052023年日、月、火、水曜日は、いつでもお店は開いています、ということで今年は元旦からの営業でした。游書簡(あそびしょかん)『舫』第七号は無事に2023年1月1日に発行。読書会は1月から新たな形で始めました。変わらないこと。続けること。始めること。それらを程よく調和させながらこの一年を歩んでいきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願い致します。
2022.11.25 02:002022年 秋の催し便り「ヨーコさんとこんトマさんの秋の読書三昧」10月23日(日)~11月9日(水)店内では【ことばを贈る】をテーマに〈小説のなかの手紙〉と題して手紙が出てくるお話を展示しました。有名なところでは夏目漱石の『こころ』意外な感のあるメアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』がまくんとかえるくんが登場するアーノルド・ローベルの『おてがみ』などなど18点ほど。もう一つは皆さまのお力添えをお願いした〈海へ綴る〉です。一筆箋を用意して“海”への手紙を綴って頂きました。裏面は「海と街」「海と音」「海と味」などのことばに一言。この〈海へ綴る〉は、近々皆さまにご覧いただけるよう形にしたいと考えています。前庭では11月3日(木・祝)と6日(日)には一箱古本市を開きました。3...
2022.07.08 07:30ブックカバー&ブックバッグのご紹介開店当初からオリジナルのブックカバーとブックバッグを販売しています。製作者は「Мの庭」さん。暮らしのなかで連綿と育まれた布や糸を使った手仕事に強く魅かれるという彼女が作った品々です。ブックカバー サイズは3種類。1000円新書判・文庫トールサイズ・文庫普通判ブックバッグ サイズはA4。800円本を持ち歩くときに便利です。カバー&バッグセットで1500円(全て税込み価格)今さらながらのご紹介になったのは7/1発行の『舫』五号の題字をお願いしたから。あらためてお伝えしたくなった次第です。
2022.07.08 06:59文月季節は巡ってお店を始めて三度目の夏です。。昨年の秋から始めた游書簡『舫』、第五号を7/1に発行しました。今号は羅針本と冒頭小説が同じです。特別な決まりはないので、自然の流れでそのようになりました。その時々で気持ちの赴くまま作っています。(このブログで紹介したのは三号まででしたが、第四号を4/1に発行しています)日々のお店はいつも同じように、穏やかにそこにあること。それでも世のありようを映しこんでゆっくりと移ろいでゆく。
2022.02.04 03:00「伝える」ということ「お店開いています」「気になる本あります」など時々、TwitterやFacebookで書込みをしています。打ち込まれた文字はなぜか“情報”の顔をしていて少し、心持ちと乖離している気がします。そこでいらしてくださるお客様に直接お話しするように文字を綴ってみました。出来上がったのが『舫』という小冊子です。フリーペーパーという呼称もどこか心にそぐわないので『游書簡』(あそびしょかん)と名付けました。ご来店の折りにお手にとって頂けたら嬉しく思います。お気に召しましたらどうぞお持ち帰りください。・羅針本の紹介・冒頭小説(時代を少し遡った名著の冒頭、2000字弱)・ワンダリング・フロム・ブックス(こんぶトマト文庫店主筆)・水脈(みお)(徒然に)上記の内容で第三号ま...
2022.01.03 15:082022年 初春明けましておめでとうございます。絵本『おちゃのじかんにきたとら』 ジュディス・カー作ソフィーとお母さんのおちゃのじかんにやってきたお腹をすかしたとらはとても礼儀正しく、いえの食べ物を食べつくして帰っていきます。帰ってきたお父さんは少しも慌てることなく、レストランへ出掛け三人で楽しい食事をします。何ともいえない大らかさですべてを受け入れる家族が魅力的です。今年もどうぞよろしくお願い致します。。
2021.11.15 14:09立冬を過ぎて読書週間に合わせて開いた催し、「秋日の読書散歩」終わりました。国語辞書を見比べてことばを探して楽しんだり、装丁の素敵な本を、見て触って感じたり、といつもとは違う店内。前庭では「一箱古本市」天幕を張り、三か所を用意。三人の方が思い思いの本を並べ、いらしたお客様と会話がはずみます。本を介して人が集うということを少しだけ具現化した日日でした。
2021.10.22 21:52第4回 秋日の読書散歩 始まります当店は10月24日(日)から11月10日(水)まで。今年の催しは三本立てです。ことばを楽しむ~国語の辞書のあれこれ、並べてみました。サンキュータツオ氏によると例えば『岩波国語辞典』は都会派インテリメガネ君『新明解国語辞典』はマイノリティの味方!ワイルドな秀才だそうです。それぞれの辞書の個性ある〈ことば〉の説明を楽しみましょう。そしてもしあなたならどのような語釈にしますか?見た目を楽しむ~いつも背表紙しか見えない棚の本。表紙を見れば思わず手に取りたくなる本があります。いえいえ、表紙だけではありません。裏表紙にもカバーをはずした本にも工夫や仕掛けがあることも。正面を向いて並んでいる本たちを愛でてください。古本市を楽しむ~今まで大切に読んできた本をこれから大...
2021.08.28 11:35第4回 秋日の読書散歩「第4回 秋日の読書散歩」に今年も参加します。「秋日の読書散歩」は10月27日~11月9日の"秋の読書週間"に茅ヶ崎・辻堂・藤沢一帯で小商いを営む本好きのお店が開催するイベントです。参加の形は店舗により異なります。カフェ、パン屋さん、工房、お花屋さんなど扱っているものはそれぞれでも本が好きということは同じ。本を介した地元のお店との新しい出会いがありますように。◇BOOK PORT CAFEとこんぶトマト文庫は協同で以下の企画を行います。『ヨーコさんとこんトマさんの秋の読書三昧』①辞書で游ぶ~ことばを楽しむ~②本を飾る~見た目を楽しむ~③みんなで売る~古本市を楽しむ~ 11月3日(水・祝)・7日(日) 11時~16時 出店者を公募致します。 応募要...