2022.11.25 02:002022年 秋の催し便り「ヨーコさんとこんトマさんの秋の読書三昧」10月23日(日)~11月9日(水)店内では【ことばを贈る】をテーマに〈小説のなかの手紙〉と題して手紙が出てくるお話を展示しました。有名なところでは夏目漱石の『こころ』意外な感のあるメアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』がまくんとかえるくんが登場するアーノルド・ローベルの『おてがみ』などなど18点ほど。もう一つは皆さまのお力添えをお願いした〈海へ綴る〉です。一筆箋を用意して“海”への手紙を綴って頂きました。裏面は「海と街」「海と音」「海と味」などのことばに一言。この〈海へ綴る〉は、近々皆さまにご覧いただけるよう形にしたいと考えています。前庭では11月3日(木・祝)と6日(日)には一箱古本市を開きました。3...
2021.11.15 14:09立冬を過ぎて読書週間に合わせて開いた催し、「秋日の読書散歩」終わりました。国語辞書を見比べてことばを探して楽しんだり、装丁の素敵な本を、見て触って感じたり、といつもとは違う店内。前庭では「一箱古本市」天幕を張り、三か所を用意。三人の方が思い思いの本を並べ、いらしたお客様と会話がはずみます。本を介して人が集うということを少しだけ具現化した日日でした。
2021.10.22 21:52第4回 秋日の読書散歩 始まります当店は10月24日(日)から11月10日(水)まで。今年の催しは三本立てです。ことばを楽しむ~国語の辞書のあれこれ、並べてみました。サンキュータツオ氏によると例えば『岩波国語辞典』は都会派インテリメガネ君『新明解国語辞典』はマイノリティの味方!ワイルドな秀才だそうです。それぞれの辞書の個性ある〈ことば〉の説明を楽しみましょう。そしてもしあなたならどのような語釈にしますか?見た目を楽しむ~いつも背表紙しか見えない棚の本。表紙を見れば思わず手に取りたくなる本があります。いえいえ、表紙だけではありません。裏表紙にもカバーをはずした本にも工夫や仕掛けがあることも。正面を向いて並んでいる本たちを愛でてください。古本市を楽しむ~今まで大切に読んできた本をこれから大...
2021.08.28 11:35第4回 秋日の読書散歩「第4回 秋日の読書散歩」に今年も参加します。「秋日の読書散歩」は10月27日~11月9日の"秋の読書週間"に茅ヶ崎・辻堂・藤沢一帯で小商いを営む本好きのお店が開催するイベントです。参加の形は店舗により異なります。カフェ、パン屋さん、工房、お花屋さんなど扱っているものはそれぞれでも本が好きということは同じ。本を介した地元のお店との新しい出会いがありますように。◇BOOK PORT CAFEとこんぶトマト文庫は協同で以下の企画を行います。『ヨーコさんとこんトマさんの秋の読書三昧』①辞書で游ぶ~ことばを楽しむ~②本を飾る~見た目を楽しむ~③みんなで売る~古本市を楽しむ~ 11月3日(水・祝)・7日(日) 11時~16時 出店者を公募致します。 応募要...
2021.02.15 03:10春に向けて〜“ブックカフェ内に新刊書店!”に関する考察もどき〜縛りの多い世の流れのなかで、日々変わらないものを出来るだけ守っていたくてお店を開けています。澱まずに、日ごと気持ちのありようを新たに調えてこの場所で待っていたいと。でも少し窮屈さを持て余し気味。そこで新たな流れを4月に。BOOK PORT CAFEの中に「こんぶトマト文庫」さんが本屋さんを開店します。新刊を扱います。取寄せのご注文の相談にも応じるそうです。”80㎝の本屋さん“の船出です。以前、書店勤務していた私にとっても本屋さんは魅力的な仕事。でも今、どのような本を売りたいかと考えると戸惑ってしまいます。自分の好みの本をそっと手渡していきたいと思ってここを開いているので本屋さんとしての最適な選書はできそうにありません。そこでこのお店の本に寄添いつつ、違...
2020.12.23 01:00第2回 読書会クリスマスを間近に控えた昼下がり。12月19日 土曜日の14時から16時。2回目の読書会を開きました。課題本はオー・ヘンリーの『賢者の贈りもの』参加者は5名(店主含め)。20代、50代、60代。オー・ヘンリーは有名なのは『最後の一葉』ですが、贈り物の名手、サンタさんが活躍するこの季節に贈り物について一考したくての選書です。相手のことを思いやる愛情深い夫婦の話。だからこそ日常に関わる時代背景や宗教に基付く価値観、金銭感覚の読み手側の曖昧な把握は著者の意図とのずれが生じてるはず。それを普遍的なテーマを内包している「いい話」として日本で読み継がれてきているのはそれぞれが自分に引き寄せた深い読み方をしているのでしょうか?漢字一文字で表現すると〜不・愚・虚・愚・...
2020.11.09 13:35「第三回 秋日の読書散歩」終了BOOK PORT CAFE初参加の「読書散歩」下記のようなイベントを開催し、お蔭様で無事終了致しました。ご来店、ご参加の皆さまありがとうございました。会期 2020年10月27日(火)~11月9日(月)☆「本と遊ぼう!小学生・中学生・高校生へのおすすめ本」をテーマに特設コーナー☆一箱古本市【11/1(日)】「ビブリオバトル」14時~16時/ 湘南ビブリオさん【11/4(水)・8(日)】「本屋すごいぜ!」10時~18時/ こんぶトマト文庫さん 本はひとつの世界への扉。そして本屋さんは、まだ知らない世界への扉と出会える場所。 新しい扉を探しに行こう! ・終日在店して本屋の話 ・小中高、学生の方(自己申告可)に本を1冊プレゼント! 中身は開けて...
2020.10.16 01:30「秋日の読書散歩」茅ケ崎、辻堂、藤沢エリアの本好きな個人店が「本」にまつわる催しを各店で展開するというイベント。会期は読書週間と同じ2020年10/27(火)〜11/9(月)です。今年で3回目ですが、当店はもちろん初参加となります。参加店は業種がいろいろなので取組み方も様々。パン屋さんは絵本にちなんだパンを焼き、レコードライブラリーカフェでは読みごたえのあるレコードが展示され・・とお店の形に合った本との関わり方が楽しめます。秋の一日、お好みのお店を目当てにふらっとお出掛けになるのも良いかと・・。その折にはどうぞBOOK PORT CAFEにもお立ち寄りください。
2020.10.01 14:00本の紹介ゲーム「ビブリオバトル」を店内で行いました。主催は湘南ビブリオさん。8月と9月に1回づつ。本を楽しみ、人と少し近づくための遊び。自分のお薦め本を紹介する持ち時間はきっかり5分。質疑応答は2~3分。順番に発表してどの本が一番読みたくなったか投票。得票数が多かった本がその場のチャンプ本。さてそこから・・・ゲーム内では聞きそびれたあれやこれやを訊ね、手持ちの本も勝手に披露。話は膨らみ、会話は交錯し・・どうでしょう?ご一緒に!
2020.07.19 12:03第1回 読書会昼間の雨は上がり、冷んやりとした風が流れる夕べ。7月18日土曜日18時30分~20時00分初めての読書会を開きました。課題本は太宰治の『走れメロス』参加者は地域情報紙の取材の記者さんと店主を含め、5人。10代1名、30代2名、50代1名、60代1名となかなかバランスのいい年齢構成。どの年代も中学2年生のときに教科書で出会っています。典拠のある(古伝説とシルレルの詩)この小説。メロスの熱い魂そのままに友情、信頼の物語として一緒に走り抜けるのも時代や太宰の行状などを視野に入れ随所に指摘を入れるのもありの多彩な読みができる短編。ちなみに児童向けの本では最後の部分が割愛されていることを発見。漢字一文字で表現すると~偽・混・直・襖・不~参加者のそれぞれの読後感で...
2020.07.02 01:00読書会のお知らせ1冊の本をテーマにして参加者で話し合う課題型読書会です。今回の課題本は太宰治の『走れメロス』。教科書に最初に採用されたのは1955年(昭和30年)とのことですから多くの世代で馴染みのある短編小説です。友情や信頼がキーワードのようですが大人になって再読するとどのようなメロスや友人のセリヌンティウス、邪知暴虐の王に出会えるのでしょうか。今回はカフェにご来店頂いたお客様に直接お声掛けし、お蔭様で満席となりました。次回からは広くお誘いしたいと思います。第1回 BOOK PORT 読書会 日時 : 7月18日 土曜日 18時30分~20時課題本 : 太宰治『走れメロス』参加費 : 1...