春に向けて〜“ブックカフェ内に新刊書店!”に関する考察もどき〜

縛りの多い世の流れのなかで、日々変わらないものを
出来るだけ守っていたくて
お店を開けています。

澱まずに、日ごと気持ちのありようを新たに
調えてこの場所で待っていたいと。
でも少し窮屈さを持て余し気味。

そこで
新たな流れを4月に。
BOOK PORT CAFEの中に
「こんぶトマト文庫」さんが
本屋さんを開店します。
新刊を扱います。
取寄せのご注文の相談にも応じるそうです。
”80㎝の本屋さん“の船出です。

以前、書店勤務していた私にとっても
本屋さんは魅力的な仕事。
でも今、どのような本を売りたいかと考えると戸惑ってしまいます。
自分の好みの本をそっと手渡していきたいと思ってここを開いているので
本屋さんとしての最適な選書はできそうにありません。

そこでこのお店の本に寄添いつつ、違った世界を見せてくれるはずの
「こんぶトマト文庫書店」に期待。
種々、制約がある中での
誠実な選書はおそらく楽しく苦しく楽しく・・。
ただただよろしくお願いします。の気持ちです。

しかしながら
お茶を飲みながらいくらでも読める店内の棚の本(古本)と
こんトマさんの扱う新本が混在する体(てい)なので
しっかりとした線引きが肝心。
そこをカフェ店主としての役割として心に留め置きます。

と、いろいろ言いつつ、
「なんだか、楽しそう !」で始めます。

春を待たずに
お立ち寄り下さればなお嬉しく・・。
お待ちしています。

湘南 茅ヶ崎BOOK PORT CAFE

湘南・茅ケ崎のブックカフェ 2020年春に本と珈琲のお店はじめました 「本は羅針盤」