本屋さんでは手を変え、品を変えた
いろいろな形の「フェアー」に出会います。
出版社企画の恒例のものもあれば、お店独自のもあります。
多様な本との出会いもあり、また季節を感じることもでき、有難い反面、
あれもこれもと提案されると我儘な私としては、
ほっといて・・という気持ちにもなります。
でもやはり、自分だけでは偏向しがちな本選びになるので新たな切り口で
展開されていると視野が広がるので嬉しいことです。
そして今、
店内に併設された「こんぶトマト文庫」書店でフェアー開催中です。
テーマは
「題字(タイトル)で読もう 夏の文庫フェアー」
無責任と言えば言えます。内容に全く言及していないのですから。
でも面白い。楽しい。
いつも漠然と「いい本」ないかしらと本屋さんの棚を眺めている身としては
偶然も必然の出会いと受け取めます。
この著名な作家がこのタイトルで?
これは一体、何のこと?などなど
好奇心がくすぐられます。
”80㎝の本屋さん” ぎゅっと詰まったこの形だからこそ生きてきます。
多分これは大きな棚でたくさんの本だったら食傷気味になるかも。
そして本屋さんの当事者ではないカフェ店主としては
お客様と同じ目線で楽しみながらおススメできます。
でもそれは並んだどの本からも奇をてらったタイトルで
耳目を集めようという姑息さが見えないから。
そこが一番の要。
と思っています。
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