2023.02.10 13:052023年日、月、火、水曜日は、いつでもお店は開いています、ということで今年は元旦からの営業でした。游書簡(あそびしょかん)『舫』第七号は無事に2023年1月1日に発行。読書会は1月から新たな形で始めました。変わらないこと。続けること。始めること。それらを程よく調和させながらこの一年を歩んでいきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願い致します。
2022.07.08 06:59文月季節は巡ってお店を始めて三度目の夏です。。昨年の秋から始めた游書簡『舫』、第五号を7/1に発行しました。今号は羅針本と冒頭小説が同じです。特別な決まりはないので、自然の流れでそのようになりました。その時々で気持ちの赴くまま作っています。(このブログで紹介したのは三号まででしたが、第四号を4/1に発行しています)日々のお店はいつも同じように、穏やかにそこにあること。それでも世のありようを映しこんでゆっくりと移ろいでゆく。
2022.02.04 03:00「伝える」ということ「お店開いています」「気になる本あります」など時々、TwitterやFacebookで書込みをしています。打ち込まれた文字はなぜか“情報”の顔をしていて少し、心持ちと乖離している気がします。そこでいらしてくださるお客様に直接お話しするように文字を綴ってみました。出来上がったのが『舫』という小冊子です。フリーペーパーという呼称もどこか心にそぐわないので『游書簡』(あそびしょかん)と名付けました。ご来店の折りにお手にとって頂けたら嬉しく思います。お気に召しましたらどうぞお持ち帰りください。・羅針本の紹介・冒頭小説(時代を少し遡った名著の冒頭、2000字弱)・ワンダリング・フロム・ブックス(こんぶトマト文庫店主筆)・水脈(みお)(徒然に)上記の内容で第三号ま...
2020.07.10 01:00仕事先日、設計士さんが建物の模型をご持参くださいました。去年の9月から″いえ”が出来上がっていく様を5ヶ月あまり、間近で見ることができました。このような形ですからなかなか規格の物では合いません。自ずと大工さんや職人さんの手が頼りです。平面で描かれたものを立体にする。大胆かつ繊細。不器用な者には及びもつかない世界です。いいものを作りたいという思い。誇りと誠実さに裏打ちされた”技”。虚業ではなく実業ということばが浮かびます。そしてそれを統括する工務店さん。度量の広さと交渉力で采配をふるいます。揺るぎない信念をもつ設計士とそれぞれの気概をもつ職人さんと業者さん。思いつきで勝手気ままにものを言う施主。それぞれを笑顔にする男前の仕事。そのような建物のなかでの皆さまと...