2020.07.19 12:03第1回 読書会昼間の雨は上がり、冷んやりとした風が流れる夕べ。7月18日土曜日18時30分~20時00分初めての読書会を開きました。課題本は太宰治の『走れメロス』参加者は地域情報紙の取材の記者さんと店主を含め、5人。10代1名、30代2名、50代1名、60代1名となかなかバランスのいい年齢構成。どの年代も中学2年生のときに教科書で出会っています。典拠のある(古伝説とシルレルの詩)この小説。メロスの熱い魂そのままに友情、信頼の物語として一緒に走り抜けるのも時代や太宰の行状などを視野に入れ随所に指摘を入れるのもありの多彩な読みができる短編。ちなみに児童向けの本では最後の部分が割愛されていることを発見。漢字一文字で表現すると~偽・混・直・襖・不~参加者のそれぞれの読後感で...
2020.07.10 01:00仕事先日、設計士さんが建物の模型をご持参くださいました。去年の9月から″いえ”が出来上がっていく様を5ヶ月あまり、間近で見ることができました。このような形ですからなかなか規格の物では合いません。自ずと大工さんや職人さんの手が頼りです。平面で描かれたものを立体にする。大胆かつ繊細。不器用な者には及びもつかない世界です。いいものを作りたいという思い。誇りと誠実さに裏打ちされた”技”。虚業ではなく実業ということばが浮かびます。そしてそれを統括する工務店さん。度量の広さと交渉力で采配をふるいます。揺るぎない信念をもつ設計士とそれぞれの気概をもつ職人さんと業者さん。思いつきで勝手気ままにものを言う施主。それぞれを笑顔にする男前の仕事。そのような建物のなかでの皆さまと...
2020.07.02 01:00読書会のお知らせ1冊の本をテーマにして参加者で話し合う課題型読書会です。今回の課題本は太宰治の『走れメロス』。教科書に最初に採用されたのは1955年(昭和30年)とのことですから多くの世代で馴染みのある短編小説です。友情や信頼がキーワードのようですが大人になって再読するとどのようなメロスや友人のセリヌンティウス、邪知暴虐の王に出会えるのでしょうか。今回はカフェにご来店頂いたお客様に直接お声掛けし、お蔭様で満席となりました。次回からは広くお誘いしたいと思います。第1回 BOOK PORT 読書会 日時 : 7月18日 土曜日 18時30分~20時課題本 : 太宰治『走れメロス』参加費 : 1...